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全自動軟水器
全自動軟水器とは

全自動軟水器とは

軟水器同様、使用目的は加熱機器のライムスケールトラブルの軽減です。カートリッジタイプの軟水器では対応できない大型の加熱調理器や水の硬度が高いエリアで使用されています。水質や水の使用量、そして機器のサイズに合わない軟水器を使用していると軟水器をつけているのにも関わらず機械が故障する原因となります。メンテナンス方法も軟水器とは異なるため次で説明します。当社では65℃までのお湯にも対応でき、清掃がしやすいようにキャスターが付いている製品の取扱いがございます。

全自動軟水器のメンテナンス①

全自動軟水器のメンテナンス方法は2つあります。最初に軟水器用再生専用塩について説明します。全自動軟水器を効果的に使うためには、軟水器用の再生専用塩を定期的に投入する必要があります。再生専用塩を投入する理由はNa型のイオン交換樹脂を再生させ、繰り返し使えるようにする役割があるためです。調理用の食塩を代替で使用する光景をよく見かけますが、全自動軟水器の故障の原因になるため絶対に使わないでください。各メーカーでオリジナルの再生塩もありますが、一般的には造粒塩、塩の粒径が大きければ問題ありません。また、塩の投入量は水の硬度と水の使用量によって異なります。

全自動軟水器のメンテナンス①

全自動軟水器のメンテナンス②

全自動軟水器のメンテナンス②

2つ目は、定期的にイオン交換樹脂を交換することです。イオン交換樹脂が劣化していくため新たな樹脂への交換が必要になってきます。劣化により樹脂のクラックが発生し、樹脂が流出したり、軟水効果が薄れてくることがあります。イオン交換樹脂の交換は水質や使用頻度にもよりますが、12ヶ月に一度実施することが一般的と言われています。樹脂交換作業はメーカーの指定協力会社に実施していただくことをを推奨しています。樹脂の劣化を防ぐために浄水機能付きの除濁フィルターを手前に設置していたくことをお薦めします。